冷やし中華 はじめました

冷やし中華 はじめました_c0066706_042552.jpg

たしか去年、真冬の時期だった気がするんだけど、実家で冷やし中華の乾麺をもらって
来ました。
買ったけど食べるタイミングを逃してしまったという、賞味期限切れの麺を…(笑)

かき氷とか冷やし中華とか、いかにも夏!という食べ物は、シーズン中に一度は食べて
おきたい気がします。
でも、お店で食べるとなんだか冷やし過ぎで寒くなってしまうので、意外と食べる機会が
ありません。

今年は、8月に入ってようやく冷やし中華を食べました。
最近はこうして家で作って食べるのも、年に一回か二回くらいかな。
そんなわけで麺の賞味期限はとっくに切れているので、あえて確認せずに使ってしまい
ました(笑)





冷やし中華を作っていて思い出すのは、おばあちゃんのこと。
亡くなるまで4年近く一緒に暮らしていた、母方の祖母です。
夏の日、二人で過ごすお昼には、よく冷やし中華を食べました。

もともと好物だったみたいですが、私が作った、なんということもない冷やし中華を
「おいしいねえ」
と、何度も言いながら食べてくれました。

おばあちゃんは小柄でやせていて、食も細くて、一人分の麺を、二人で分けるとちょうど
よかったんだ。
久しぶりに麺をゆでていて、そんなことを思い出しました。


自分の食べたいものを、好きなように作って食べるのは楽しくて、大好きです。

だけど、誰かに「おいしいね」といってもらえるのは、すごい、心のごちそうですね


おいしいね、とごはんを食べてもらえること、
その人が好きなものをプレゼントして、ありがとう!と喜んでもらうこと
何か助けを必要としている人の力になれること

こういうことの一つ一つで、たぶん、喜んでくれた人よりももっと、自分はうれしくなります。
そして、自分は、ここにいてもいいんだ、大丈夫なんだと思って、ホッとしていたりするところ
がある気がします


おばあちゃんは晩年、体も不自由になったりして、他人の力を借りないといけない場面が
どんどん多くなっていきました。
自分の身の回りのこと、思い通りにできなくなっていくのは、きっとつらいことなんだろうと
思います。
遠慮深い人だったので、家族とは言っても、すごく気を使ったり、我慢していたことも沢山
あっただろうし。

私はそこにいて、ほんの少しだけど手助けしたり、お世話させてもらったりして、ありがとう、
と喜んでもらえることで、人として生きていく力というか、自信というか、安心感というか…
そういうものをもらっていたんだなと、今頃になって気がつきました
by hoku_shirushi | 2007-08-03 15:06 | 日記


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